果てない恋色空





「これくらい、大丈夫


それより早く…」



「大丈夫じゃない。

ほら膝見せて。」


雪野は布を切って

巻こうとした。





そのとき―――…





――――ピカ――ッ




白い光が

足を包んだ。




「――なんだ!?」



「うっ…」


眩しくて
強く目をつぶった。





――――…………