不意に、 その1人と目があった。 「よろしくね、柚子ちゃん」 何とも言えないが 目が輝いていた。 その瞳に吸い込まれるように 握手を返す。 あー……… この人、 最初にいた沖田総司って人だ… 「あー! 俺もまだだったな 俺は原田左之助 左之って呼べや!」 ……………。 何とも陽気な方。 ───チッ 私は軽く舌打ちをした。 「え!? 今舌打ちした?したよね!!」 「うるさいよ、」