「おい!こらあー」


「待て待てーっ」




私は

必死に逃げる。




食い物くらい、


盗んだっていいじゃないか。





相手は

足が遅く、


角を2つ曲がったところで


さっきの

声が消えた。






「…ここはどこだ。」