女装男子!


自分のわがままを通した嘘に苦しくなる。


せめて、男として・・・友達としてゼロに惹かれていたなら、もっとましだったかもしれない。



「はぁー」


再び吐いた息は、白いもやになったと思った瞬間に消えてしまった。


(この想いも一瞬で消えうせればいいのに)