自分のわがままを通した嘘に苦しくなる。 せめて、男として・・・友達としてゼロに惹かれていたなら、もっとましだったかもしれない。 「はぁー」 再び吐いた息は、白いもやになったと思った瞬間に消えてしまった。 (この想いも一瞬で消えうせればいいのに)