なのに、最近の自分は同じ男のゼロに興味を抱いている。 「はぁ・・・」 少し息を吐くと、白いもやが見えた。 「リンジー? どしたの?」 隣で、一人楽しそうに話してたよっこが、心配そうに顔を覗いてきた。 「具合悪いの?」 青白い顔をしたゼロも、僕の様子を気にしてくれている。