心の中で、神様に悪態ついていると、さっきまで険しい表情だったみや姉が僕たちに近いてきた。 「まぁ、あんたたちは似た者同士だったのよね」 なんてさっきまでとは打って変わった、みや姉の明るい声色。 「えっ、似た者同士って?」 と聞いた僕に、再び爆弾発言を落としたのはみや姉でなく、ゼロだった。