保健医の、ただならぬ雰囲気に圧倒され、知らず知らずのうちに涙目になっていた俺に、心配そうにリンジーが駆け寄って、目尻に溜まった涙を拭ってくれた。 「ちょ、みや姉ゼロになにしたの」 少し怒りを含んだ口調のリンジーに、みや姉こと保健医は爆弾発言をした。