バァアン――― 「み、みや姉! ゼロは大丈夫?!」 物凄い勢いで、保健室に飛び込んで来たのは、今話題の中心になっていたリンジーだった。 「リンジー・・・」 なぜかその姿を見て、ほっとした。 「ゼロ? 隼人に聞いたよ! 大丈夫ってか、どうしたの。 涙目じゃん!」