「お、おはよう! ゼロくん!」 また後ろから声をかけられた。 女子にしては少し低い、今日も完璧に自分に合う化粧を施している、 今さっきまで自分の頭の中を独占していたリンジーだ。 「お、おはよう・・」 ギギギなんて、効果音がついてもいいようなくらい、恐る恐る振り返り返事をする。