ちらっと、ベットの方向を見て静かにするよう促すと、みや姉は静かになった。 ホッとしていると、まるで事情聴取をされる犯人のような低い声かつ、暗い雰囲気でみや姉が口を開いた。 「リンジー、あんた・・・ゲイだったの・・・?」 心臓がわし掴みされたように、苦しくなる。 「違う、と思う」 それだけ言い返して、少し沈黙が訪れた。