大好き>大嫌い





合宿当日





いい朝だ★



天気は快晴。まさに合宿日和!!




蓮に素直になれたあの日から・・・私は蓮にドキドキする回数が急激的に多くなった。



何だろう?この気持ち。





・・・・・・・・ウガーッ!!





私は自分の心の中でそう叫んだ。





そして、急いで学校指定のジャージに着替えて、バックを持ち家を飛び出した。




後ろでお母さんが私を呼ぶ声が聞こえる。多分朝ごはんを食べずに家を飛び出したからだろう。




こんな親不孝な子でごめんね。




なんて、言ってみたり。(笑)





だってね・・・




頭で考えるより一刻も早く蓮に会いたかったんだもん。



私は重い荷物を一生懸命持って、学校へ向かった。
















学校へ着いたときにはもう、私のグループはもうみんな集まっていた。




『おはよっ!!』



私がそうみんなに声をかけると、みんなが同時にこっちを向いた。




『おっはよー★』



テンション高めな帆波。




『はよ・・・。』




低血圧で朝は弱い伊吹。



そして・・・




『はよっ。』



優しく微笑んでくれる蓮。


トクン



また私の心臓が鳴った。






やっと分かった・・・
















私蓮が好きだ。



大好きなんだ。