タイトルへの不満を言い尽くした二人は次に本題の予定表へと目を移す。 「いくらなんでも多過ぎやろ…」 「ほぼ毎日やん、ウチの夏休みがぁ…」 しかし、自分達が立候補しただけに後戻りはできない。 いや、正しくは理奈なら躊躇なく『後戻り』する所だが、和紗が「そんな恥ずい事ようせん」らしいのだ。