キッと睨みつけると木野はきょとんとした顔になる。 「ん、何やったっけ?吹く楽器ってのは覚えてんねんけど…」 ―そういう覚え方をするから覚えられへんのや… 「オカリナ やろ」 「あ、それや!わざわざピアス返しに来たってん。優しいやろ」 「それ自分で言うか?」