――――――― ―――― ― 「1年の木野 竜平君…やんな?」 「はい」 竜平に引っ張られながら、男はじっと彼の顔を見た。 「僕、2年の亜月アヅキっていうねんけど、えーとよろしく」 「はあ、ども」 竜平は軽く会釈した。 「君、益岡さんの彼氏?」 「はぁ!?ちゃいます。なんで?」 過剰に反応する竜平を亜月は怪しむように見た。 「いや、二人が付き合っとるって噂で…」