湊太くんはココアを飲んだ。




「甘っ!!飲んでみ!超あまっ!!」





そういわれて、私も飲んでみた。



マシュマロがのってたのかな…



「あまい………でもこのぐらい甘いほうが好き」




おいしいな…





「やっと笑った。


何があったか話せって。



ちゃんと聞くから…」








湊太くんはマグカップを置いた。






「この前、湊太くんと一緒にいた女の子に



湊太くんを待っている間に湊太くんの事を…いろいろ聞いたの」




「たとえば?」




湊太くんはちょっとイラッとした。







「彼女がいても、他の女の子と遊ぶって


長く続かないって




せ……せ……………


セフレがいるって




本当…………?」








湊太くんは下を向いた。






「本当だよ」