たくさんの拍手
うれしかったよ
「………なんか湊太くん、先生みたい」
ぶっと湊太くんは吹き出して笑った。
「俺、先生だって!!
まぁ…なんか説教くさくなるのは職業病だな」
あはははっと笑って、また食べだした。
たくさんの人に勇気や感動を与える仕事。
それもいいかもしれないけど、
私は
私は湊太くんに
感動してもらえるのが、
1番うれしい…
「私、ここにいたい」
湊太くんは、ん?と首を傾げた。
「いたいっていうか、
いないと明日まで船ね−から。
帰れね−よ?」
「違う。
ずっと、
この先ずっと、
ここにいたい。
だめ………?」



