【完】UNBALANCE/チャラ男とお嬢




湊太くん、なんかすごく表情が豊かになったな…





「俺、もし香澄に出会ってなかったら


あのまま、チャラチャラ遊んでばっかいて、


結局なにもすることがみつからなくて、


ズルズルと親父の言いなりになっていたかもしれない。



こんなすげ−楽しい人生があること知らないで、


ス−ツなんか着ちゃって、ビルに囲まれて暮らしていたかもしれない。






香澄と別れてから、必死だったよ。

なんか必死に自分の道を探した。





だからさ


まあ…なんだ!


香澄は俺の人生を変えた女だ!感謝してるよ…

よし!食おう!

食え食え!!!」





湊太くんはむしゃむしゃと食べだした。






「そんな…私そんなすごい女じゃないよ。





湊太くんが私の人生を変えたんじゃない…」






そんなうれしい事言われたら、



胸がいっぱいで………







「ばか!泣くな!!


ほら、食え!!」