本の中に載っている龍馬さまの写真のページまで戻って、 龍馬さまを見て、 もう一度目の前の不良を見た。 ちょっと見下す感じに、睨まれた… 怖い……この人……… その時、駅に着いて、 不良は電車から降りた。 ずいぶんとズボンが下がってる… 背が高くて、スタイル良さそうなのに…もったいない。 ドアがしまった時、不良がクルッと振り向いて、 また目があった。 に………睨んで…ます? 私……なんかしたかな…。。 立ち止まってこっちを向いたままの不良をホ−ムに残して、 電車は動き出した。