素直になれなくて、

貴方をまた傷つけた。


「もういい!」


幼い私は、貴方に当たり、貴方を困らせた。


大人な貴方は、私を優しく抱き寄せ、「ごめんな」と慰めてくれる。


また、素直になれない私は、なにも言わず、ただ黙り込む。