「大変だったね。頭打ったんだって?」 幸助くんは私にお見舞いのレモンティーを渡してくれた。 「ありがとう。」 素直に受けっとった私は、幸助くんを見る。 サッカーのユニホーム姿のままの幸助くんはいつもと違った色っぽさがある。 でも、私は言わなきゃいけない。 幸助くんに、 坂口のことが好きって。 もう先伸ばしにできない。 決心した私は幸助くんを見つめる。 「っ幸助くん!」