でもこんなにいっぱい並べてあったらわかんないや。 のんきにも明日からの準備を想像してニヤけていた私は、 自分の後ろからする音に気づかなかったんだ。 ・・・・ガタンッ!! 「・・・桃谷っ!」 ―? 後ろを振り返った私。 そこには慌てている坂口と、 私を押し潰そうとする木々。 ―私が気づいたときには、もう木材は私の目の前まで迫っていた。 あのとき、私は死を覚悟したのかもしれない。 真っ先に思い浮かんだのは、家族と、坂口の笑い顔。 まだ 死にたくない