「えっちょっ!ちょっと! 僕はチカンなんか。」 「していないと言うのですか? こんなに大勢の目撃者がいるのに。」 坂口が淡々と話す。 いつもより大人びた雰囲気で、お客様を追い詰めていく。 「っ証拠はっ!」 「証拠ならありますよ。」 微笑みながら、ポケットに手をのばす。 あの冷酷な指先が、何かを引っ張り出してくる。 でてきたのは、 ケータイ。