「まぢでおねがい!」


顔の前に
手をあててお願いする旬に


おもわず心が揺らぐ



「・・・ったく、しょうがねーな」



「お~ありがとうなっ」




俺の手を握り喜ぶ



そしてふたたび
鏡を取り出して


髪型をチェックして



軟骨のピアスも取り換えた




「こんどおごるから、まぢでよろしくな」




「まかせろ。」