あれから8年、それから2年

僕がお代わりをしたところで、母さんが僕に話しかけた。

「龍、明日は大会じゃないの!」
あらためて言われると、緊張したし、プレッシャーも感じた。

「うん。朝から会場に行く」

「頑張んなさいね。勝てるから大丈夫よ」

母さんの慰めは力になりそうで、でもなんとも頼りない。
僕は何も答えなかった。