水亜に引っ張られて入ったキッチンはカレーの匂いがした。 「龍、遅かったじゃない!おかえり」 母さんはカレーの鍋を掻き混ぜていた。 「水亜もご飯たべるの待ってたんだから!!」 甲高い声が響き、僕は水亜の口を塞いだ。