あれから8年、それから2年

僕たちは彩の家の前まで来てしまっていた。

「送ってくれてありがとうね。明日は応援してるから」

彩は言い終わってから僕の返事を聞く前に、背伸びをして、僕のほっぺにキスをした。

彩の唇の柔らかくてなめらかな、温かい感触がした。