あれから8年、それから2年

修ちゃんは整った顔に呆れた表情を見せた。

「馬鹿!これ解け。」

修ちゃんはよそ見して隣の女子に話し掛けた隼人の頭を ボカッ と音がするくらいに叩いた。

「いってーよ。おこんなや」

隼人はシャープペンを握り直した。