マラソン大会以来、ユウタとまともにメールも電話もしていなかった。

 とにかく、寂しさと不安で押し潰されそうになってた。

 まだ、彼女じゃないのにね…


 “嫌いにならなきゃ”
この言葉が頭の中でいっぱいになる。