狼少年

通いなれた塾。

いつもの光景。

私が空いてる席に腰を下ろそうとした時、

ドスン

今、私が座りかけたその席に割り込んできた人物がいた。

「ちょっとっ、そこ!私が座ろうとしたんだけど!」

「だから何、」

低く小さいけど強い声で、
そして、獣のような鋭い目で

冷たい言葉を吐かれた。