はぁーやっと着いた~…長い道のりだった…。

よしとりあえず入ろう。…ん?なんか『とりあえず』って多くね?
まいっか。


「失礼しまー……「瑠羽ッ!!!!!!」


はい。前見えませ~ん。


―ドゴッ

「うっ!!」

「いい加減にしてよ。あたしを潰すつもり?」

「だって~…。瑠羽が可愛いのがいけない!!!」

「はぁあん?」

「ごめんなさい。以後気をつけます」

「フン。じゃ、早く行こうよ」


「待て。担任呼ぶ『ピンポンパンポーン…井出先生、井出先生後10秒以内に来ないと離婚させるよ?はい、じゅー、きゅー、はーち、ななー、ろーく、ご 
―バタンッ!!!


「チッきやがった」

「舌打ちしないでくださいよ~!!」


「…あれ?もっちゃん??」

「!!瑠羽さんじゃないですかぁぁぁ!!」


もっちゃんは本名井出元哉であたしはもっちゃんて呼んでる。

雷桜の12代目の幹部で、あたしにはまけるけど、かなりケンカが強いんだよ!!!


「久しぶりだね~!!」

「そうですね!!引退してから会ってないですもんね!!」

「あ、そういえば結婚したって?」

「はい!!桜とついに!!」

「マジで!!桜は幸せだね~♪」

「はい!じゃあ行きましょうか」

「うん★」

―バタン


「…俺存在薄くなかった??」

可哀そうな理事長でした♪