…と意気込んだのはいいもののここはどこ?


しかもこの学校広すぎだろ!!!なぜ敷地内にコンビニがあるんだよ!!!

よし、とりあえず人を探そう。不良校だから不良の一人二人ぐらいいるでしょ。

おぉーっと!!あそこにすごい目立つ銀髪の子が!!…あれ、白髪じゃないよね…。


「ねぇねぇ♪」

「あ゛?なんだてめー」

「理事長室どこか知らない??」

「は…お前転入生か…?」

「そーだよ★」

「この時期に?ってかまだ入学式から三日しか経ってないぞ?」

「そんなの知らないし!!!あたしだってこんなところ来たくなかった!!」

「あ、なんかこども○長みたいな言い方」

「そんなのどうでもいい!!!!!理事長室どこ!?」

「あぁ。そこの角右に曲がったら入口あっからそこから入って、三階に行って右に曲がって左に曲がって右に曲がれば理事長室だ」


………理解不能。なぜ右にも左にも曲がらなくてはいけない?普通廊下は一直線だろ!!!


「…とりあえず覚えた!!ありがと!!じゃ、また会えたらいいねっ★」


そしてあたしは満面の笑みで理事長室へと向かった。



「何あの笑顔…。やっべぇ…」

銀髪君が赤面していたことは瑠羽は知るはずもない…