部屋の前につくと女の声がした。

中へ入ってみると変な女達がいた。



「恭祐ー!!奏太ー!!私達と一緒に、遊ばないー?」

部屋に入ると派手な服を着た女達がやっと来たかといわんばかりに俺達の傍に寄ってきた。



俺は数え切れない程女を抱いてきた。

もちろん、好きな女とかじゃねえ。

遊びで何度も何度も女を抱いてきた。


きっとこの街で俺を“殺したい”っと思ってる奴はたくさんいるだろう。


「うーん、どうしよっかなあ」

恭祐が意地悪そうに女達と会話していた。


俺は女達から離れ部屋に置いてあるソファへ腰掛けた。


「お願い~!!私達と遊ぼーよ!」
「ねえ、恭祐ー、いいでしょ…?」

「でも、俺忙しいしな~!」


そんな変な会話を聞いているうちに段々イライラし出す俺。

恭祐と女達は未だに甘ったるい会話を続けていた。



…うぜえ。


次の瞬間、俺の中でプツリと糸が切れた。