私には振り返ると 私の傍にはいつも“絶望”があった。 コインの表と裏のように 意図もたやすく くるくると廻ってゆく、希望と絶望。 目をそらしては、 わたしには逃れることなど出来ないとわかっていたのに。 私は期待してしまった 貴方と“逢った”希望に─── 私は今、 暗くて冷たい その“絶望”の中にいる――