「俺の授業ん時は笑わねぇな」 やっぱり、あってた。 しょぼんとしている私の近くに、いつの間にか靴を履き変えた先生がいた。 正確には、先生の靴が見えた、なんだけれど・・・。 「?」 下を見ていた私は顔を上げる。 「でも、俺以外の授業とか休憩時間なんかはいつも笑ってるって他の先生に聞いたぞ?」 先生は「そんなに俺の授業つまんねぇか?」と私を見てふて腐れた顔でそう続けた。 私は「そんなことないです」としか言えなかった。 顔が熱くて、緊張し過ぎて死んじゃうんじゃないかと錯覚しそうになった。