二人の約束

だんだんと薄暗くなってきた。


二人で手を繋いで、話をする。


でも、不安なまま。話してみようかな。きっと、笑ってバカじゃないのって言ってくれるよね。


さっき『病気なんてしない。』って言ったんだし。


話を言い出そうとしたけど誰か来てるから、通りすぎてから言おう。


「あっ。もしかして陸?久しぶり。」



女の人が声をかけてきた。


陸と知り合いなんだ。