二人の約束

親は帰っていった。もぅ、真夜中だ。早いなぁ~。



片付けも終わってゆっくりする。すぐ側には陸がいる。隣に陸がいるなんて幸せすぎるよ。



二人でベッドに入り寝る。凄く久しぶりだ。


「紗季と一緒に寝るの久しぶりだな。ごめんな。寂しい思いさせて。」



謝らないでよ。陸は悪くなんかないんだから。


「大丈夫だよ。寂しいけど、陸も寂しいんだし。こうやって二人でいれるって幸せなことだよね。ありがとう、陸。」


私は何かありがとうが陸に言いたかった。