二人の約束

顔を見合わせて微笑んだ。凄く幸せ。




お昼ご飯は病院の販売で買って食べた。



ちょっとの間だけども陸と一緒にいたい。私はわがままかもしれないけど、私は陸が隣にいないと安心できないの。



だから、ずっと私の側にいてね。長生きしてよ。



「もぅ、面会時間すぎるんじゃね?」



時計を見ると、もう夜の8時30分だ。面会時間は9時までだ。



「うん。そろそろ帰るね。また明日ね。」



私は寂しかったけど、笑顔で言った。


「おぅ。サンキューな。」


笑顔で陸も言い返した。