愛されたい、だけなのに~先生、信じてもいいの?~【1】







「だろうな」



「!」



今まで真剣な表情をしていた柳先生が、ふっと笑った。




「わかってて…」



その笑みが馬鹿にされたようにとれ、おもわず起き上がってしまった。




「…!」



しかし二日間も飲まず食わずだったせいか、身体に力が入らず再びベッドに引き戻されそうになるー…










「大丈夫か?」






が、柳先生の腕によって阻止された。