キーンコーンカーンコーン。

チャイムの音と共に、号令の声が響く。

やっと、休み時間だぁと思いながら、未來の席に急ぐ。

優衣達も集まってきた。

「てか、今まで好きな人の話とか したことなかったよね?
だから、自分の好きな人を暴露しよ~う☆」

と、優衣が笑顔で言う。

えっ?まぢで!?恥ずかしいよぉ(汗)

まだ、未來にも言ってないのに…。

「じゃぁ、うちから言う‼‼」

「優衣、どーぞー!」

「あたしは……、大輝君♥」

ーーー………グサッ。

うそでしょ、うそであって欲しいと願う。

友達と好きな人がかぶった。。。

神様。お願いです、あたしの味方になってください。

あたしの恋を手伝ってください…。