「あ゙ぁー!!」
狂った様にセットされた頭を
ぐしゃぐしゃにする葉月。
完全にきれてる。
見ていて正直、危ない。
取り巻き達も引いている。


座り込んでいる私の目の前に
葉月が急に落ちてきた。
私の胸ぐらをがっしり掴み引っ張る。
顔がつくぎりぎりの所で葉月が
すっと顔を上げた。



「私はあんたの秘密を知ってる。」