「転送を……開始する」 博士の言葉でカプセルの蓋は閉じられ、静かな振動音だけが部屋の中に響き渡った。 「麻美……、君の手で世界を正しい方向に導いてくれ……」 『僕の』 『私の』 『娘よ』 そして彼女は光に包まれた。