千「真実だけ言うね・・・軽蔑されるかもしんないけど。あたしは、鳳龍の総長なの。つまりあたしが舞冷なの」






仁「はっ!?お前が?」






千「うん・・・」






嘘だろと言わんばかりに口を開いたままポカーンとしていたみんな。






仁「1つ聞いてもいいか?」






千「うん」






仁「何で1年前突然消えたんだ?」







千「仁には言ったと思うけど、あの時大切な人が殺されたの。デビルの奴に・・・それで、自分見失って荒れてた。片っ端から族潰して、止めに入ってくれた仲間にまで手出してた。気付いた時には遅くてみんなから逃げようと思って隣町に引っ越したの」






仁「お前あの時俺等に言った事と矛盾してねぇーか?」






千「言った事?」






仁「あぁ。俺と光輝が荒れてた時言ったろ?ケンカすんのは大事なもん守る時だけにしろって。それに自分見失ったらそこで終わりだって」