ゆっくりと愛人を光輝の腕へと移動させた。





最初はやっぱ慣れなくて泣いていた愛人も光輝の面白いあやし方でずっと笑っていた。





愁「光輝、僕にも抱かせて」





光「おう」





今度は光輝から愁に移動した。





きっと泣くんだろうなって思っていたけど、不思議と愛人が泣く事はなかった。





千「珍しい、愛人が泣かないなんて・・・」





愁「ふふ、何ででしょうね?あっ、壱夜も抱っこしなよ」





壱「俺はいいよ・・・」





そう言って断っていた。





壱夜、小さい子苦手なのかな?





千「愁、ちょっといい?」





愁「あっ、はい」





愁から愛人を抱きかかえて壱夜に近付いた。