雅「ふっ、お前も哀れなもんなだぁ。勝てないと分かってながら1人で来るとか・・・」






千「黙れっ!仲間は関係ねぇー!!」






雅「バカな奴め。もう、これで終わりにしてやるよ」






そう言ってあたしに近付いて来た。






今すぐにでも殴ってやりたいところだけど体中が痛くて動けない。






雅があたしの真正面まで来て鉄パイプを振り上げた。






もうダメだと思って目を瞑った瞬間(ブォンブォン))けたたましいバイクのエンジン音が聞こえた。






壱「千紘、何やってんだ!?」






仲間と一緒に来ていた壱夜の姿だった。






千「壱夜・・・総を頼む」






壱「あぁ」