6月13日
夏休みまで1ヶ月と少し

まだ慣れない環境の中、
読んでいた本を一端閉じ、
あたしは改めてそんなことを思った


そして、「面倒だ」と思うたびに決まって
「憂鬱だ」とため息をつくのだ。


だからあたしは、
こうして一人で本を読む。

実は、そこまで本が好きな訳じゃない
ただ、話し掛けづらい雰囲気を作りたいだけなんだ

熱心に取り組むほどの趣味はない

だから、たまに思う
この憂鬱を消し去るくらいの楽しみがあればな、と。


それほどあたしには日常がつまらないものだった