「………たっ……!!!高原!!!」

小川が青ざめた顔であたしの所へ走ってきた。


「………なに???」

なにがあったんだろう……???

あたしは不安を隠しきれなかった。

だって小川があんなに青ざめてるの見たことない………


ひょっとして、今日実は六時間目までありますよ〜〜とか??

あたしもう帰る気まんまんだったのに〜……



「……高原、聞いてる??」

「………あっ、ごめん」

アホな事考えてた……




「あんなぁ……ボクもうどないしよ………」


「あのさぁ……なにがあったの???」

気になってしょうがない。



「驚かんと聞いてな……???」

小川が青ざめた顔で言った。