「いいですよ〜」

だってこれ以上先生といたら心臓がもたないよぉ

「遠慮すんなって!ほら、行くぞ?」

私は、先生と歩き出した。

「全国大会がんばれよぉ?一緒に行ってやれないけど…」

「はい!がんばります!」

「沙希っ」

そういっていきなり先生に抱きしめられた。

「えっ?ちょっ…先生?」

「あっ…わり…今の忘れて…ぢゃあ気をつけて帰れよ」

「はい…」

先生は職員室に戻って行った。

ねぇ、先生、今のは何??

私、先生のことが好きなんだよ?

あんなことされて忘れられるわけないじゃん…

余計意識しちゃうよ…

先生…