涼太の髪は、薄い茶髪。
金髪って言ってもおかしくないくらいの。
なのに…金髪?
キラッキラにしてーの?
ってか、涼太のちょい悪の基準って何?
頭の中は、疑問で一杯。
なのに、涼太はまた馬鹿な事を言い始めた。
「尽、染めて。」
「はぁっ?」
馬鹿だろ。
「だーかーらー。髪染めて?金髪に。」
「無理。」
「尽の意地悪ッ!!!!」
拗ねんなっつーの。
可愛いくねぇ。
…アッ、niceアイディア思いついた。
「佳代に染めて貰えば?」
「えっ、そーかー。あー。」
マジで考えてやがる。
「よしっ、頼んでみよ。」
「そーしろ。」
ってか、俺に頼むな。

