シルバーウルフ -Is this love?-

「配当金の増減比率が、直前の事業年度と比べて20%未満である場合及び、会社が支払うべき損害賠償の額が、純資産総額の3%未満である場合などなど~だろうがよ?ん?」


「は、はい!!」

酸素の吸い込みことを忘れたような左端。



「で?誰がチンピラだって?」

「申し訳ございませんでした!!間違っておりました!!」

サラリーマン式で泣き叫ぶ左端。


「俺はチンピラじゃねぇよ。殺し屋だ。」


「はい!!はい!!はい!!」

アヤツリ人形みたいに頷いている。




……ダメだ



ムカついてきた……。



白髪って言われたのを今、思い出しちまった。




リボルバーを構えた俺。




「許してください!!許してください!!」



「うるせぇな……。“くるりんパ”をそれくらい元気にしろ、このボケ。」


リボルバーを弾いた。


左端はありきたりに喋らなくなった。


銃口からは蒸気機関車のように煙を吐いていた。


リボルバーを腰に納めた。


あ!!ハンチング帽、小せぇぞって、伝えるのを忘れていた……。





そんな俺の背後に足音。


裕太が奥の倉庫からそれぞれ3~4歳だろうか?


トレーナー姿の男のチビ2人の手を左手1本で引いて


赤いスカートの女のチビ1人を右肩で担いで連れ出してきていた。