シルバーウルフ -Is this love?-

そんな、俺が味わったことがないような毎日。


穏(おだ)やかに過ごしていると、俺の身体に変化が表れた。


銀髪の根元から新しく伸びてくる髪が黒に変わった。



もう……、今や……、俺の髪の半分は黒髪で占められていた。






……ある日、俺はヒゲ剃りをしくじった。



カミソリがアゴの肉を抉(えぐ)った。



そんな傷口でさえ、もう……、血が止まらず、塞がらなくなってしまっていた。



それを見るに見かねて、医院で絆創膏(ばんそうこう)を貼ってくれた裕太の目は、何より哀しげだった。



大げさに痛がる俺の姿を見て、メイは優しく微笑んで見つめていた。